デジタルが充満する空間にゆらぎをもたらします
オフィス/ビル高層階/地下階/病室/宇宙ステーションなど遮蔽的な空間
この壁は部屋の外を流れる風に反応し
空間に自然のゆらぎをもたらします。
ただ風の流れに心をゆだねて
「ボーッと」できる時間を生み出し
人の思考を拡張します
ボーッとの価値が高まる未来
娯楽、広告、ニュース、チャット、スケジュール。これからはわざわざスマートフォンを開かなくても空間内のあらゆるデバイスが意味のある情報を届けてくる時代です。
きっとあなたの脳は休むことなく効率的に目的に向かって思考を回転させられます。
それは、便利なことかもしれません。
しかし目的に一直線の思考は目的を超えることはないでしょう。
予想もできないひらめきに出会うためには、脳の弛緩が必要だと考えています。
ゆらぎをもたらすランダム家電
情報としての意味を持たない、不規則なゆらぎは人を思考から解放します。
たとえば焚き火や暖炉の炎は人間が昔から好んできたゆらぎですが、日々の生活に取り入れるのは難しいものです。
そこで私たちが着目したのは「風と壁」です。
どんな部屋にも必ずある壁が外吹く風に応じてゆらいだら。
その空間は呼吸をするかのごとく表情を変え人々の脳に価値ある弛緩をもたらすでしょう。
TOUは人間が意図的に生み出した演出ではなく自然なゆらぎを生活にもたらす「ランダム家電」です。
Prototype
770 x 770 x 70(mm)を1ユニットとして構築しているため、壁掛けの絵のように使うことも、柱のように縦に並べることも、壁紙のように壁面全体を覆うことも可能です。
サイズ
H770 / W770 / D70 (mm)
構造
表面 | : | 金属を用いた特殊素材 |
---|---|---|
裏面 | : | 電磁石(64個を等間隔に配置) |
※現時点では屋外の風のセンシングは未実装で、ランダムな風表現をプログラムしています
※パナソニック株式会社より特許出願中
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